マルチメーターを使って電流・電圧・抵抗を測定する方法について学ぶ記事。初心者でも簡単に電気の基本を理解できる内容です。
マルチメーターを使って電流・電圧・抵抗を測定する方法
マルチメーターは、電流(アンペア)、電圧(ボルト)、および抵抗(オーム)を測定するための便利なツールです。以下では、マルチメーターを使用してこれらの電気特性を測定する方法について説明します。
電流を測定する方法
- まず、マルチメーターを直流(DC)または交流(AC)の「A」設定にします。
- マルチメーターの赤いプローブを電流測定専用の端子(通常は「A」または「10A」)に差し込み、黒いプローブを共通端子(「COM」)に差し込みます。
- 回路をオープンし、マルチメーターを直列に接続して、電流がマルチメーターを通過するようにします。
- 表示された読み取り値が測定された電流です。
電圧を測定する方法
- マルチメーターを直流(DC)または交流(AC)の「V」設定にします。
- 赤いプローブを「V」端子に、黒いプローブを「COM」端子に差し込みます。
- 測定したい電圧源に並列に接続します。例えば、電池の電圧を測る場合、赤いプローブをプラス端子に、黒いプローブをマイナス端子に接触させます。
- 表示された読み取り値が測定された電圧です。
抵抗を測定する方法
- マルチメーターを「Ω」設定にします。
- 赤いプローブを「Ω」端子に、黒いプローブを「COM」端子に差し込みます。
- 測定したい抵抗にプローブを接触させます。回路が通電されていないことを確認してください。
- 表示された読み取り値が測定された抵抗です。
以上の手順を正確に守ることで、マルチメーターを使って正しい電気特性を測定することができます。これらの基本的な測定技術をマスターすることで、電気回路の解析やトラブルシューティングに役立ちます。